創作活動をするということ(続)、または数の恐怖との戦い
創作のしかた
前回の続きっぽくなりますが、少しどんな感じに描いているのかの説明を。
・下書き
→アナログです。
・ペン入れ
→アナログです。最近、ようやく自分の得意とするペンの入れ方を理解してきたような気がします。若い時はそんなことは考えたこともなかったような…
・カラー
→スキャンをして、Photoshopで修正を加え、ペイントソフトで色塗りをしています。ちなみに現在使用しているペイントソフトは「MediBang Paint」というフリーのものです。
Photoshopやillustratorなんかは、私からする千鳥のノブさんが何回も降臨するくらい「クセがすごい!」という感じですが、メディバンは比較的初心者でも操作がしやすいです。
これはペン入れ後の画像です。
…個人的には細い線の繊細な絵柄が好きだったりもするんですが、最近よく思うことが「”好き”と”できる”は異なる」ということですね。歳をとると切実に理解ができるようになります。
創作をするための環境
作品ができたら、誰かに見てもらいたいのが常です。
昔は「短編読み切りを描いては出版社に投稿する」という、王道の方法のみ実施していました。
今は人に見てもらうという手段がたくさん増えて、そのすべてを把握するのに必死です…(たぶん、まだまだ知らないことばかりかもしれませんが)
現在は、PixivとTwitterに描いたイラストをUPしています。
今後、本編やそれに付随するライトマンガ(私の造語です)も、どんどん掲載していきたいなと考えています。
まずは、描きまくって、描きまくって…
よく「1年はコンテンツを充実させるために必死に更新を続けよ!」という名言を見つけます。仰せのままに、コンテンツが充実するように頑張ります。
数との戦い
今までLINE以外のSNSをしたことがなかった私が、投稿場所としてSNSを利用し始めたのもあり、その性質に戸惑うことがまあまああります。
なりより、評価が「数字」により可視化される。
その評価が絶対的なものであるとは限りませんが、少なくとも数字はカウントに関して嘘はつきません。
自分としてはよくできたと思っている絵が、あまり評価されない。
そんなことが続くと、考え方がネガティブに傾いたりしてしまう時が少なからずあります。
そんな時は、かの有名な林先生がテレビでいっていた理屈を思い出すようにしています。
「本来、インスタにきれいな写真を載せたいからどこかに旅をするんじゃない。旅に出かけて、とてもきれいな景色を見れたから写真を撮るんだ」と。
置き換えができる問題だと考えています。
自分が表現したいものがあるから、作品を作るんだ。
決していい評価をされたいがために作品を作るんじゃない、と。
あ、でも戦略や流行は大事な要素だと思っていますし、「いいね!」されると血圧上がるくらいに喜びますね(笑)。難しい問題です。