絵を描くのが好きな人のブログ

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キャラクター設定について

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描いている絵に「イケメン十人十色シリーズ」とか名付けたけど、うちの子、10人もイケメンいないよね…

 

なんて考えている、今日この頃です。

 

今回はマンガのキモであるキャラクターについて少し考察してみました。

 

 

キャラクターの区別をつけるには?

 

今回も、文章での説明で申し訳ない感が半端ないです…精進します。

 

ちなみに、私の身近な大切な人には筋金入りのオタク族ばかりです。なので、マンガについては、結構まあ、辛口な意見が出たりもします。

 

特に、この言葉はだいぶ前に聞いたはずなのに、いまだに思い出したりもします。

 

 

「…なんていうか、キャラクターみんな、髪型交換したら、顔の区別がつかん」

 

 

うわああああああああああ。

描き手側にしたら、呪いの言葉のような…

 

 

こんな恐ろしい言葉を聞くことがないように、私はできるだけキャラクターを作りこみ、表現するときは特徴にこだわるようにしています。

 

今回は、男性(とくに顔面偏差値高め)で同年代という設定の、顔の描き分け留意点をほんの少しご紹介します。

 

ポイント① 眉

 

目は口ほどになんたら…とはいいますが、目よりもめっちゃ主張するのが眉です。

そして、意外にバリエーションも豊かです。

 

上がり眉、下がり眉、まっすぐで長い眉、太くて短い眉…

 

目とセットで考えると、かなりのケースが想定できますね。

 

TOPのキャラクターで例え話をすると、左上の彰人(アキト)さんは美人さんという設定なので、できるだけ美しく、太くなり過ぎず、でも穏やかな人なのでできるだけ軌道は平らになるように気を付けています。

 

逆に、右下にいる素央(モトオ)さんは、傍若無人でわがまま、ちょっと俺様なので、私の嫌いな(笑)上がり眉です。

目との距離感も離れ気味にし、ちょっと見下してる感が出る目つきを出しています。

 

 

ポイント② 輪郭

 

横顔を描くときに、特にこの部分は気にします。

 

イケメンでも(いい加減しつこい表現ですね…)その種類は様々なので、「顎のライン」と「えら」は描き分けに貢献してくれます。

 

●坂口健太郎さんタイプ

 顎は細すぎず、横顔はえらをしっかり描き入れる。面長。

 

向井理さんタイプ

 えらはしっかり描くが、顎はラインをあまり強調せず流す。全体的に丸い。

 

長谷川博己さんタイプ

 えらは少なめ、顎は厚みをもたす。個人的にはとてもバランスがいい顔。

 

 

なんという大御所を参考例に…

 

ちなみに、彰人さんは長谷川博己さんをどんどん変化させて今の彼になりました(汗)

大変、失礼極まりない…土下座します。

 

 

「顎」「えら」分類でいくと、TOPのキャラクターは下記のように区別できます。

 

(左上)彰人…「顎」はほぞ過ぎず、丸みあり。「えら」はあまりない。

(右上)瀬田…「顎」はやや細め、「えら」がしっかりあるほう。

(左下)基壱…「顎」細め、正面からはかなりスマートな面長、「えら」はなし。

(右下)素央…「顎」は骨っぽく面長、「えら」もどちらかといえばある。

 

 

ああ…

書いていて自分のハードルを上げているだけのような気がしてきたので、このあたりでひとまず逃げます。

 

 

最後に、ボツになってしまった彰人さんの下書きが、うらめしそうにこちらを見ていたのでひっそりのせておきます…

めっちゃため息つかれてるよ…

 

なにかに使えないかな、これ…

 

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ここまで読んで下さり、ありがとうございました!